メイン基板のコンデンサ交換も終わり左右バランスの異常個所を調べます
まず事前にバランスVRが効かないことを確認済みなのでVR周辺から
ですがこのバランス回路、通常のMNタイプ使用ではなく安価なセンター地絡タイプ
※回路図はS-C80です
ハンダを吸い取りピンを浮かして観察します
スライダーがセンター位置の時は対1ピンも対3ピンも105キロオーム程度を示します
つまりバランスセンター位置での左右差はバランスVRが犯人ではないということになります
がっ
少しでも回すと途端に・・・
1ピンも3ピンも接触が無くなります
音量差とはべつにバランスが効かない訳はここです
よってバランスVRはハンダ外して回路上取り外しました
とはいえ外すだけだと全体の音量が上がってしまうので固定抵抗でターミネートしときました
図面上250k、センターで125kなので100kと22kシリーズで抵抗を用意しましたが実測105kでしたので100kで落としときました
もういちど仮組して追う必要があります
せっかくバラしてるので次々とコンデンサ交換に禿みます
パワーアンプ周辺回路
フォノEQ
サブのアンプでレコードは聞かないから交換しないつもりでしたがこれを見ちゃうと・・・
いや、交換しなくてもいいのですが基板はずれてるしTP-100はあったまってるし
結局全部交換しました
交換前の写真ですが
入力は差動が1段入ってます
MC切り替えは無いにしても構成はC80やA60と同等
力入ってます
どんどんお気に入りになりますが果たして直るのか?
つづく
別館