羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

AIWA S-A60 お手入れ編 ①

輸送事故から立ち直りよく鳴っているA60君
部品取り機まで買ってお金と手間かけたのでとことんお手入れしまする

電解コンデンサーの全交換に着手っす

ええ、マゾです

AIWA S-A60

まずは分解

とにかく基板が多い
機能、性能を持たせたまま小型化を実現するために立体構造を取っています

技術者の苦労が偲ばれますが・・・

本当に大変だったのは生産管理だったろうなぁ

基板の接続はBtoBコネクタなんぞ使わずにハンダだもんなぁ

AIWA S-A60

電源コードがリアパネルについているのでどこか外さなきゃいけませんがパワースイッチ外します、こーするとコード脱着しなくていいのでオリジナルの外観(内部だけど)を損なわずに外せます

 

AIWA S-A60

ばらばら事件

みるからに大変そう
つかこの状態にするのもTP-100無きゃやってられませんぜ

 

AIWA S-A60

まずは大変な電源の平滑コンから

いくつか用意したのですがどれもピッチ合わず

たまたま純正コンデンサが補強用の足がある3ピンだったので補強用のランドを使って収まるやつがあったので拡張工事

なのですが当事業部には「ボール盤大」「ボール盤小」「電動ドリル大」しかありません、よくこんな工具でステレオいじってるよね

ジャンクよりまずは「電動ドリル小」買わなくちゃね

 

AIWA S-A60

なんとか収まりましたぞぅ

ケミコンのスリーブが短いのは最初から

旧ラジ館の「ボリ松」で買ったやつなので少なくとも2011年より前の奴だけど「未使用品」なので1981年の純正品よりはマシかと

容量は6800μF⇒10000μFとプチアップグレード

旧ラジ館のボリ松は床にメーカー放出部品が転がってて楽しかったな

 

つづく

 

別館

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