羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

AIWA S-A60 ⑥

適合検査

のまえに各パーツ洗浄します

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つまみ類はセスキ炭酸ソーダでつけ置き洗い
しかしプラメッキはどこまで耐えるか判らないので試行錯誤しながらつけ置きします

 

AIWA S-A60

剥がれたVR目盛りの化粧板、圧着になんかいい重りないかなっと、ああ、どこのご家庭にも二つや三つはある重りがありましたね

さて臓器の適合検査をしなくては

 

AIWA S-Q6

まずはレシーバーのS-Q6から

上に載っているのがチューナー基板
一部の調整は基板穴からできるのですがフロントエンドの調整は困難な構造ですね

 

AIWA S-Q6

パワーはSTK460ですね
これは前段含めまるっとパワーアンプ2Ch分入ってるICで±23V掛けて20W出せます

 

AIWA S-Q6

こいつもトロイダルな力持ち?

 

AIWA S-Q6

肝心の音量VRですが抵抗値は同一なものの構造が左右対称で「ポン付け」はできません、最悪はジャンパー飛ばして代用できそうですが次のドナーを見ます

 

AIWA S-A3

お次はS-A3、パネルには大傷もなくドナーにするには惜しい気もするのですがドナー目的で買ったので気にせず行きますよぅ

 

AIWA S-A3

うっしゃぁ、びんご~っ

 

AIWA S-A3

分解ついでにパワー部チェック

HA1397が付いてます

見た目しょぼいカーステ並みのパッケージで出力も精々20WのICでありますが

過去に使ったデッキレシーバー、Pioneer RX-50がHA1397搭載でけっこうな美音だった記憶があるんですよ

もちろんHA1397使ったから美音になるのではなくPioneerの音作りが良かったのでしょう

ちなみに上位機種のRX-70は世にも珍しいサンケンのハイブリットIC採用です、こいつも修理待ちです

 

さてドナーは決定しましたので

 

つづきます