断線報告が多い機種ですのでクリーニングの前に音だしチェックです
積んであった鈍器どかしたのでえらい事に・・・
無事全ユニットから音が出ました
このまま使いたいのですがさすがにバッチィ
おっと、お掃除の前に鈍器勢ぞろいなので大きさ比較でも
さすがに車載モンスターCJ-SX1200Dはしまってあります
判りづらいっすね、SB-F1MK2よりちょっと小さくLS-5Aより少し大きい
重量は3.6キロとこの中ではCS-X3と並び最重量を誇ります
さてお掃除
ネット(つーかパンチメタルだよね)の固定材はアセテートテープ
43~44年分のほこり若干の油分を帯びて粘っこくなっております
うん、きれいになりました
さて今回ばかりはこのまま完成としたかったのですがブログに掲載する以上は中身を晒す義務めいたものを感じるのでご開帳っす
このクラスでダイカストフレーム奢ってます
振動系のコンプライアンスは相当高くフラフラでアコサス専用ユニットであります
手抜き合理化という言葉を知らないかのようなくそまじめに作られたネットワーク、両ユニット共に12dbで落としています、手前の4.7μはウーハーのインピーダンス補正(どこまで真面目なんだ!)奥に見える2.2μはウーハー並列側になります、ツイーター直列はおそらくポリエステルフィルムと思われます、接着されており値が読めません
更にはインピーダンス補正、ウーハー並列側の電解にまでフィルムコンをパラってあります(ここは手抜いて良いんだよ!)
電解は交換したいところなんですが裏蓋がねじ止め&シール替わりの接着を併用しているのでとれません、今回は未交換で行きます
吸音材も良質のものがたっぷり詰め込まれています
全てにおいて小型と言う言い訳を一切排した全く手抜きのない作りで70年代のオーディオブームの凄さを感じます
つづく