仮組して動作チェック
メカ動作はOKなのですが定期的に小さい音で「クシャァ、クシャァ」と嫌な音がして音が籠ります
サプライ側のピンチローラーで蛇行しテープが折れます、周期的に蛇行していますがピンチローラーの回転周期と同期してます
ピンチローラー押し下げると正常走行、そのときテープガイドの位置もまずまず良い位置にあります
よく見るとサプライピンチローラーが変質し部分的に固化、変形しています
万事休すか
ものは試しで研磨します
いつもは1000番のペーパーで薄く皮むきしますが今回はもう少し深く研磨する必要があるので600→800→1000番で研磨
変形が少なくなるように丁寧にペーパー上をドリフト走行させます
まず見た目では偏心無しに研磨できました
テープ嚙みも収まったようです、テープガイドを動かしても大丈夫です
これがESL以降に多い「ピンチローラー加水分解による不具合」か、純正部品は望めないが同等サイズのピンチローラーはオクに出ています
ただ同等サイズのピンチローラーとはいえ高品質は望めないでしょうね、悩むところです
ま、とりあえず動いています、代替品の使用は次に控えるESLかESAの仕上がりを確認してから方針を決めます
テープパスはガイドを指で上下させ上がるときにガイド左右がテープに触れない位置にセット ※FUJIのハーフに精度を委ねます
555ESLの時は再生ヘッドアジマスを信用しテストテープによるアジマス確認で調整しましたが今回こんなコンディションではテストテープ使えません
こんな調整でもアジマスずれは感じませんでしたが念のため調整、やっぱりテストテープは使えないので信用できそうなテープ使って「耳アジマス」で合わせました
だいぶ疲れていますがつづく