羽田電器産業 ステレオ事業部

古いステレオを収集し修理で四苦八苦する様を晒すブログです

LUX S-007 ③

続いてネットワークの画像になりますよっと

 

LUX S-007

定数はべつにしてモロにDS-300Vですな

ツイーター直列は4.7μF
ウーハー並列は10μF

 

LUX S-007

LUX S-007

背面のバスレフダクト
内径は35mm、長さは12mm

つまり板厚は12mmですw

よその画像で見るとDS-300Vは5センチくらいのパイプが付いているように見えます

LUX S-007

フロントバッフル

LUX S-007

裏板

両方ともに接着剤で組まれているので分解はできません

 

ネットワークの定数も変です、例によってシュミレーションします、ユニットのF特とアッテネーターは無視して概略の特性と読んでください

ウーハーは4Ω、ツイーターは6Ωで入力しました

LUX S-007

こちらがS-007のネットワーク特性
だいぶ中域落としています

 

以下はDS-300Vの特性

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S-007と比べると素直な特性に作られています

公称クロスは「1.5kHz」16センチにしてはずいぶん低いです

18センチの「DS-500」は2kHz、これも低めです
S-007は2kHzあたりでクロスしますね

個人の想像ですがLCP振動板ってクセが強いのではないでしょうか、で本家はコーンツイーター起用してまでクロスを落とす

片やLUXバージョンはLUXの意向でソフトドーム採用、しかし手持ちのソフトドームではクロス下げられない、もしくはクロスが下げられる大径ドームではコストが合わない

そして依頼元のLUXMANが穏やかな音を求める傾向にあると思うので思い切ってネットワークで中音域落とす

LUXも高級ミニコンポの部類なのでウルサイ事言わず「おっけー」を出した

以上、個人の推測ですw

 

でも可能性が全くない訳じゃない

まずエンクロージャー補強、接着剤止めなのでウーハー穴からしかアクセスできないけど補強材追加してさらにカーオーディオに使うデットニング剤を貼り箱鳴き抑制

ダクトは5~6センチの紙パイプ付けて共振周波数落とす、長さは適当でも径が小さいので多少のずれは問題ないでしょう

あとはネットワーク
ツイーターにもうちょい頑張らせて1.8kHzあたりの標準的な特性かやや離し気味にしてウーハーの裏側に吸音材追加

これでだいぶ良くなりそうなんですが、ががががが

16センチは4401とSC-11があるのでもういらないっす

もともと間違えた落札ですしね

ないないしました

おしまい