続いてネットワークの画像になりますよっと
定数はべつにしてモロにDS-300Vですな
ツイーター直列は4.7μF
ウーハー並列は10μF
背面のバスレフダクト
内径は35mm、長さは12mm
つまり板厚は12mmですw
よその画像で見るとDS-300Vは5センチくらいのパイプが付いているように見えます
フロントバッフル
裏板
両方ともに接着剤で組まれているので分解はできません
ネットワークの定数も変です、例によってシュミレーションします、ユニットのF特とアッテネーターは無視して概略の特性と読んでください
ウーハーは4Ω、ツイーターは6Ωで入力しました
こちらがS-007のネットワーク特性
だいぶ中域落としています
以下はDS-300Vの特性
S-007と比べると素直な特性に作られています
公称クロスは「1.5kHz」16センチにしてはずいぶん低いです
18センチの「DS-500」は2kHz、これも低めです
S-007は2kHzあたりでクロスしますね
個人の想像ですがLCP振動板ってクセが強いのではないでしょうか、で本家はコーンツイーター起用してまでクロスを落とす
片やLUXバージョンはLUXの意向でソフトドーム採用、しかし手持ちのソフトドームではクロス下げられない、もしくはクロスが下げられる大径ドームではコストが合わない
そして依頼元のLUXMANが穏やかな音を求める傾向にあると思うので思い切ってネットワークで中音域落とす
LUXも高級ミニコンポの部類なのでウルサイ事言わず「おっけー」を出した
以上、個人の推測ですw
でも可能性が全くない訳じゃない
まずエンクロージャー補強、接着剤止めなのでウーハー穴からしかアクセスできないけど補強材追加してさらにカーオーディオに使うデットニング剤を貼り箱鳴き抑制
ダクトは5~6センチの紙パイプ付けて共振周波数落とす、長さは適当でも径が小さいので多少のずれは問題ないでしょう
あとはネットワーク
ツイーターにもうちょい頑張らせて1.8kHzあたりの標準的な特性かやや離し気味にしてウーハーの裏側に吸音材追加
これでだいぶ良くなりそうなんですが、ががががが
16センチは4401とSC-11があるのでもういらないっす
もともと間違えた落札ですしね
ないないしました
おしまい