羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

JBL 034

下期事業計画と言ってデッキやら鈍器系スピーカー出しといてJBLですw

当事業部の所蔵JBLのうちL46と4401は「034」と言うツイーターが使われています、やむを得ない事なんですが「いつ壊れてもおかしくない」コンディションであります

壊れたら捨てられるだけの愛着なら楽でいいのですが、特にL46は手をかけてびっくりする位良くなっておりもうしばらくは楽しみたいものです

ん?もうしばらく?生涯のことかw

きっかけはオクで035を探していました、4312に付いてるチタンドームの奴ですね、これがあれば最強のL46が無敵のL46になるのではと妄想するのもステレオの楽しみと思います

いまだに035は出てきませんが034が出てきましたツイーターのストック用に落札しました

JBL 034

JBL 034 カッパーモデル(嘘
銅めっきを施すことにより磁気歪みがうんぬん(嘘

なかなかいい感じにいぶりがっこ化しています

今日はこいつをキレイにしましょ

JBL 034

横から見ても均一にいぶされあたかもゴールドモデルの様

 

JBL 034

ネット固定用のゴムリング、L46の時はすでにボロボロでバラバラになりましたが今回のは取れました

 

JBL 034

バラバラにしますドーム裏の吸音スポンジは接着されていません、接着剤の痕跡もありません、L46の034は接着されていたのですが流石アメリカンクォリティー

 

JBL 034

フレームも茶色いですな

 

JBL 034

つーことは振動板もなかなかの汚れっぷりっす

 

JBL 034

L46の時に不具合を起こした端子部
固定している電気ハトメ部分にリード線をハンダ付けしているのですがL46ではこのハトメが緩み音が出ませんでした、ファストン端子部は磁石もつかないハンダもつかない事からアルミかと思いアルミハンダ使ったら無事接続できましたが長期にわたる信頼性は「まるっきり信用ならん」ので再ハトメするか互換ダイアフラム探すか色々考えていましたが予備ユニット購入に至ります

 

JBL 034

以前は真剣に観察していなかったのでフェノール振動板に蒸着かな?と思っておりましたがどうやら塗装のようです

 

JBL 034

パークリで優しく拭いたつもりが

JBL 034

すこし塗装が禿げてきました、このへんでやめておきます

 

JBL 034

ギャップ清掃っす、幸いゴミはありませんです

 

JBL 034

吸音材を固定します

 

JBL 034

ネジの錆をブラシで落としタッチアップ
※写真はタッチアップ前っす

 

JBL 034

振動板裏側、フェノール振動板ですね、82年当時にしてもずいぶん古い素材ですがその前がLE25だからなw、多少進歩しています

 

さて洗浄したフレームに組んでネットを嵌めます

JBL 034

JBL 034

ドヤ?ドヤ?

サスガに変色したゴムリングは清掃してもどうにもなりませんがキレイになったでしょ

これで4401もL46もしばらく安泰です

おしまい