羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

SP-100iよ 俺にはあなたが最大の強敵(とも)だった

SANSUI SP-100i

SANSUI SP100i 1987年 55,000円 1台
木目と白塗装は79,000円

狂気の作りこみで知られたサンスイのSP-100iです、JBL 4401入手でスピーカーの導入はやめる予定でしたがオクの「引き取り限定」でとても安く落とせました

安い理由は塗装されている事ですが元々白いモデルもあり気になりませんでした

受け取りのときに前々オーナーが「エッジ劣化のためクロスエッジに張り替えていたがダンプ剤が異状に硬く取り除いている」との説明でした

しかし取り除いた状態でコーンを押しても「ねっちょり」した感触でほとんどストロークしません、とても嫌な予感がします

エッジは裏張りでエッジからの放射を防ぐためコーン外周とフレーム内周の隙間がせまく外からエッジの状態はほとんど確認できません

SANSUI SP-100i

なにやらクロスエッジと思わしきものが見えます

さっそくファンテックにエッジ注文します、裏張りなので逆ロールですから内周ミミが通常のエッジと異なり逆折れである事が必要です、SP-100i用でウレタンが、SP-1001(後継機種)用でゴムエッジが出ています、オリジナルがゴムエッジなのでゴムを発注しました

すこし音だししてみます、ストロークが微小な小音量域では良く低音が出て、と言うよりも深い低音が響き渡り中高域も美しく期待が持てます、しかし音量が大きくなるとコーンのストローク不足から色々破綻していきます