羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

JBL L46 改良編 ①

以前間違えて買ってエッジ張り替えただけでは10点だったL46ですがネットワークコンデンサとターミナル交換で80点まで改善しました、その後聞き込んでいくと新たな欠点が見つかります
※気に喰わないから欠点ゆーてる訳ではなく複数の同年代JBLと比較してのことですよ

まず小~中音量域で中音の一番耳に付く帯域のちょっと下あたりが耳障り、これが音量を上げるとハリのよさになるのがなんとも不思議

あと低音がいまひとつ緩い

ネットワーク弄ろうとして再度よく観察すると信じがたい事が・・・

JBL L46 NW


普通ウーハー直列のコイルは一番大きいのと思いますよね・・・でも

 

JBL L46 NW

丸印の3番、これがウーハー直列に入るコイル、1番がツイーター並列コイル、2番がツイーター用ディッピングフィルターコイル、いまいち大きさが伝わりづらいっすね

 

JBL L46 NW

006P電池の半分・・・

ありえねー

これで2mH、しかもネットワークで一番使っちゃいけねーEIコア(※一番歪みます)

JBL L46 NW

簡易テスターにかけるとDCRが1Ωもあります

もうこれじゃ何を努力してもダンピングファクター8以下じゃん

とまぁこんな感じでネットワークの改良に取り組みますが他にも山あり谷ありで・・・

つづきます