TC-K555ESL修理のときにDD駆動基板のコンデンサ交換のため千石電商でチップ電解コンデンサーを探しに行ったのですが品種がとても少なく困りました
なんとか合う容量をみつけて事なきを得ましたが困ったものです
ふと本当のお仕事で関わる基板を思い出しました
ひょっとして現代では既に積層セラミックに置き換わっているのでは?
次の秋葉原購買部出張のとき秋月電子を見てみると積セラがあるわあるわ、とここまでは予想通りでしたが予想できなかったのは容量とサイズです
25V 22μF サイズは3225 ※3.2ミリ×2.5ミリ
35V 10μF サイズは3225
他にも47μ、100μ、もっと大きいのなど信じがたい大容量に進化しています
もう歪などが問題とならない所では電解使う必要ないよね
ここまでは555ESLに使おうと思っていましたのでX7R特性をチョイス
以下は部品箱にあったら助かる容量なので安価なF特性を予備購入
25V 1μF サイズは3216
ここら辺が人間の手で普通に扱える限界でしょうか
50V 0.1μFと0.01μF いずれも1608サイズ ※1.6ミリ×0.8ミリ
この辺りが手ハンダの限界
でも小さいので緊急時などは好きな数だけ積セラを積層する大技で容量を設定できるので助かります
と技術の進歩に驚きましたが積セラの欠点は改善されていません CH除く
・温度で容量が変化する
・印加電圧で容量が変化する
・ひずみが大きい
オーディオの増幅回路には向いていませんがサーボ回路、マイコン回路、モーターのスパークキラー、メーター回路などのメンテナンス時には積極的に起用すべきでしょう
では