羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

SONY TC-K555ESL ②

さて持病は処置しましたので仮組みします

POWER ON

ういぃぃぃぃ~ん

動きません、モードベルトも外れています
嫌な予兆は感じていたんですよ、ベルト組むときにメカの動きがいやに重いなぁと感じたのと・・・

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細かい砂埃が奥まで侵入しています、これ野外の物置保管でしょう?野外ならグリスの乾燥も速いだろうし各部に砂埃入っていますねメカ内部も推して知るべしであります

こうなるとメカ全バラオーバーホールしかありません、テープパスの調整いやだけどしょうがありません

この時点でもうひとつ嫌な予感がしています、キャプスタンモーターが回っていないのです、SONYデッキをそれほど見た訳ではありませんがDDキャプスタンの場合、制御はせず電源ONで常時回転がSONY流の筈です

分解を始めます、初見のメカなので超集中モードで写真ありませんがよくできたメカですね注意点はモードカムとモード検出SWのツメ合わせとイジェクト部のリミットSW組み付けだけ注意すれば悩まず組めます

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ある程度仮組みまでして写真を撮る余裕ができました

きれいさっぱり、古いグリスを洗い流しグリスアップ、もちろん全部のギアの軸受けまで抜かりなくクリーニング、モードカム手で動かしても「カッチョンカッチョン」小気味良く動きます

 

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分解したのでピンチローラーも研磨します、びふぉー

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あふたー

きつにじもちがいい

 

つづく