羽田電器産業 ステレオ事業部

主に80年代のオーディオを楽しんでいます

ONKYO M-508 ③

さて長い長い時を経て ※3か月
M-508ドナー到着 (祝

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背景が片付いていないのはドナー到着で喜びのあまり押し込んだのでご容赦ください・・・

出品の状況は

・電源投入後プロテクト解除しますがすぐにプロテクト掛かります

ほんとうにその通りで数分で右チャンネルのメーターが振れてプロテクト掛かります

さてボンネット外し様子を伺います

以下の写真はブログ用に1号機の写真で代用します
↓アンプ基板↓

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汚いですね

M-508はバイアス回路にLEDを使っています
もちろん光らせるの目的ではなくLEDの定電圧特性を利用するものですがLEDだけに当然光ります

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軽くドライバーの柄でツンツンすると右チャンネルのLEDが全て点滅します
予想される事象としては各増幅段の劣化ではなく電圧増幅段に関連する電源供給回路のハンダが怪しいと一次判断しまして・・・

※現代のアンプではバイアス回路含めLEDを使うことはあまりなく、当然症状と回路図にらめっこしながらテスターやオシロで追うのですが今回は目視で絞り込めたのでラッキーでした、確か古いLUXMANもよくLED使ってましたね

アンプ基板を確認するとハンダクラック多数・・・
どれが原因か突き止めるのも面倒なので(本当はバイアス回路周辺の抵抗が真因と思っていますが)怪しい部分を再ハンダします

 

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目論見が当たり部品取り機が直ってしまいました
ここからスイッチを取り出して移植待ち患者に移植するか思案のしどころです