さて開梱してみます
PIONEER CS-X3 1977年 36000円
のジャンクです
ツイーターの振動板へこむまでつぶれてるやん
電話すると「クワッドチューン、クワッドチューン」とか訳のわからないこと言ってますどうやら直してほしい様子ですね、ちゃちゃっととりかかります
磁気回路を取り外しコイルの引き出し線をハンダ取って外してからダイアフラムASSYを外します
裏から金属ネットを押して成型します、コツはやりすぎないこと、もう少し、もう少しとやってると収集つかなくなります
ダイアフラムはソフトドームのため軽く押したら戻りましたが表面のダンプ剤に40年以上の汚れが粘りついていますので躊躇なく洗剤で水洗いします
※オレんじゃねーし元々ジャンクだし
組み立てます
磁気回路のへこみにダイアフラムASSYのアルミ板がはまる構造なのでとくにセンタリングを意識しなくても決まります
引き出し線を銅入りハンダでハンダ付します
導電率云々やら音質云々のオカルト目的ではありません、細い銅線は経時により銅がハンダに吸われる「銅食われ」という現象で切れやすくなるので予防のために銅入りハンダを使います
まー40年以上前のスピーカーいつまで使う気だと言われりゃ身もふたもありませんが・・・
つづく